イタリア、旅の記憶 パノラマの場所を教えてくれたおじさん



右の銀色のバスは島の中を循環するバス
前はオレンジ色だった
まだ一度も乗ったことがない

自転車のおじさん
私たちに海側の道を行くと
景色がパノラマできれいだよと教えてくれた

私たちは帰りにそちらの道を行く予定だったので
おじさんのおすすめに従えず
ずっとおじさんのあとをついて行く感じになってしまった
もうちょっと語学力が伴えば
帰りに行きますよっていえたのに
おじさんは時々振り返っていた
ごめんなさい

近いうちに仕事をやめることにした
職場には伝えた
イタリアに行きたいから

住むわけじゃないけど、この島に一日でも早く
そして一日でも長くいたい
仕事のあの環境にも疲れてしまったし
すり減らすよりも、豊かになりたい
いまはそう思う
それから先はまたそのときになったら考えたい

|2010.03.15 Monday|イタリアcomments(0)|-|by ciao

アゴタ・クリストフ「文盲」を読みました

アゴタ・クリストフ著
「文盲」
白泉社
1400円

珍しくハードカバー。
ずっと読みたくて、でも読むのがもったいなくて寝かしておいた。

「悪童日記」を読んだのはもう10年以上前。
フランスに住んでいる友達に会いに行くときに、
おみやげのリクエストを聞いたら、「悪童日記」を
買ってきて欲しいとのことだった。
フランス語版で読んでいるのだけれど、日本語版が欲しいとのこと。
んでもって、読んでいいよといわれた。
しかし全然興味なくぎりぎりまで読まなかった。

結局読まなかったような気がする。
だって自分で一冊持っているということは
自分で買ったってことだもんな。
あとで読んでぐいぐい引き込まれて
友達にも勧めて、三部作全部読んだ。

この人がハンガリーの人で
でもフランス語で書いているというのはそのときに知った。
外国語で物語を書くってたいへんじゃないかとか
楽しそうじゃないかとかそのときに思った記憶あり。

そのあたりのアゴタ・クリストフの人生の背景とか
運命的なこととか書いてあるのがこの本。

ハンガリーからオーストリアに亡命し、
その後スイスに行く。
そこはフランス語圏で、その中で生活し、
働かなくてはならない環境に突入。
書くということがこの人のライフワークになっていた
今までの人生で、母国語を失い、
話せるけど書けないフランス語の生活は
日本でしか生活していない私にとって
想像を超えるもの。
勉強したくてイタリア語を習っているということは
別世界の次元であり、
恵まれすぎている今の環境に心の底から感謝。

広い紙面の中央に、行間広く印字された文字たち。
言葉は少なく、自分の気持ちを冷静に、
そして的確に、伝えるその力は重い。

そう、これを「悪童日記」をリクエストしてくれた
友達に知らせねば。

|2010.03.14 Sunday|読むcomments(0)|-|by ciao

たまにはイタリア語で

Oggi non ho fatto niente.
Il tempo era bene.

|2010.03.13 Saturday|日記comments(0)|-|by ciao

映画「すべて彼女のために」を観てきました

今日「すべて彼女のために」という映画を見に行った
夜の回で10人くらいしかいなかった

どんな映画か全然知らなかったんだけど、
想像をまったく超えるテーマと
思いもよらない展開に
緊張の連続で
見終わったときにとても体が疲れていた
力が入るというよりもどんどん体が縮こまるようだった

妻の冤罪
小さな息子
国語の教師
毎週の妻への面会
偽造パスポート
・・・

うーむ、まだ混乱中
いや混乱じゃないな
反芻かな

映画の好きな人是非見に行って欲しい
アメリカとは違うフランスの脱獄映画です

|2010.03.12 Friday|観るcomments(0)|-|by ciao

吉田修一「パレード」を読みました

吉田修一著
「パレード」
幻冬舎文庫
533円(税抜き)

なんとも不思議な本だった
川上弘美の解説を先にちょっと読んでしまったので
どんな怖いことが起きるのかとかまえながら読んでいた
きっとこれが良くなかったというか、暗示だったというか、
フリになっていたんだと思う
だから最後まで読んで「こわいなー」と思った

だけど、読み終わって混沌が収まると
もしかして怖いと思わないで読んだら
案外そうじゃなかったかもしれないと思うようになった

うまくいえないのがもどかしいけれど
川上弘美は4回読んだと書いてあったけれど
怖いと思ってもう一度も二度も読むと
ますます怖くなると思う
自分でどこに仕掛けがあるか分かっているし
一度通り過ぎてもまた戻って仕掛けに
引っかかってあげそうだから

とはいいつつ、その怖さをなぞりたい気持ち
かなり分かる

|2010.03.11 Thursday|読むcomments(0)|-|by ciao

イタリア、旅の記憶 桃の行方



思った以上にイタリアの人は桃を食べている気がする
以前、フランコさんに桃をもらったことがある
もうこの世にいないフランコさん
思い出の中

さて、この桃、もう売り物じゃないのかなあ

|2010.03.10 Wednesday|イタリアcomments(0)|-|by ciao

「没後400年 長谷川等伯展」を観に行ってきました

今日は午後から雨
この日のためにだんなさまがお休みをとってくれたので決意して上野に向かう
上野に着いたら雨

上野公園の中を歩いて東京国立博物館平成館へ
雨なのにチケット売り場に結構人がいる
出てくる人もいるけれど、入っていく人もいる

長谷川等伯は安土桃山時代の日本画家
最初は能登にいた
そこで仏画を学ぶところからスタート
だんだん有名になって京都にやってきて
いろいろな人と知り合いになり
狩野派とのコンペに負けたり
豊臣秀吉に声かけてもらったりして
登りつめて行く
なんかそういうサクセスストーリーを感じた

最初は仏画だったから小さな掛け軸に
仏画や曼荼羅を描いていた
小さくまとまる作品たち

それからだんだん大きくなる
スポンサーもついてくるだろうし
有名になるともっと強い人たちにかわいがってもらえるだろうし
全面金箔の襖絵、屏風、掛け軸などなど
だんだん絢爛豪華になっていく

お寺や壁画のプロジェクトでの狩野派との競争
時の天下人豊臣秀吉との出会い
なかなかのドラマが続いて
そのあと水墨画に戻っていく

没後400年にふさわしい展示だったと思います
今回国宝に指定されている作品も3つあります
これまでなんでも鑑定団でしか知らなかった長谷川等伯
ぐぐっと近くなりました

|2010.03.09 Tuesday|観るcomments(0)|-|by ciao

今日買った本 3月8日

今日からアゴタ・クリストフの自伝を読み始める
言葉の数は少なく、文章も短いけれど、重く、心の底に沈んで行くようだ
そしてまた本が減ってきたことに気がつき、帰りに虎ノ門書房へ
立ち読みの人は多いがレジは空いている

「移動図書館貸出記録1 蔵書まるごと消失事件」イアン・サンソム(創元推理文庫)
 最近出た本なんだけど、なかなか見つからずやっと発見
 表紙の絵がとってもかわいい
 シリーズというから、面白かったら次が楽しみ
 すぐにでも読みたい
 元図書館司書であった北の友にも是非読んでいただきたい

このあともう一冊買いたくて店内をぐるぐる
こういうときたいてい見つからない
しかも今年の目標が読んだことのない作家を読むだから、
つい知っている人の本ばかり手にとっては返すの繰り返し

「ブレイクスルー・トライアル」伊園旬(宝島社文庫)
 フェアみたいな棚で発見
 第5回のこのミス大賞だそうだ
 私はこのミスは案外信用している
 が、割に買ったことがない
 これを機会にこのミスの言いなりになって
 読んだことのない作家を掘り下げるだけ掘り下げてみるか
 という気になってきた


今週末映画「ハート・ロッカー」を見に行こうと思っていたら
アカデミー賞を取ってしまった
「アバター」の方でよかったのに(もう見たから)




|2010.03.08 Monday|読むcomments(0)|-|by ciao

iPhone で APN disabler を使い、HOT SPOT を使う

 前回の記事: iPhone で APN disabler を使っているが HOT SPOT を契約しようと思う

今月から HOT SPOT に入って、iPhone で使ってます。


約1週間使った感想としては「とても快適!」です。

東京メトロの駅では HOT SPOT (0033) が使えますので、通勤途中や外出中に
メールチェックや Web チェックに使ってます。

地下鉄が走り出すとさすがに使えないですが、次の駅にくればまたすぐにつながります。
3G なんかで使うのとは段違いで早いです。

iPhone で 3G を使ってインターネットを使っている人には毎月の出費が増えてしまうので
おススメはしませんが、3G を使っていない人にはオススメですよ!

|2010.03.07 Sunday|iPhonecomments(0)|-|by procida

アレッサンドロ・ジェレヴィーニ「いつも心にイタリアを」を読みました

アレッサンドロ・ジェレヴィーニ著
「いつも心にイタリアを」
新潮文庫
438円(税別)

この本とっても面白かった。
日本語の上手なイタリア人が、
イタリアの文化や生活について教えてくれる。
私の知りたいこともいっぱい書いてあり、参考になりました。

実はイタリア語のクラスに通っていても、
自分が自由にイタリアのことについて聞けることって
ほとんどなくて、なにかの教材のきっかけとか
(テキストで大学を卒業する女子の話とか)
(フィレンツェを紹介する文章とか)
(お友達をおうちに招いてパーティーをする話とか)、
授業の最後に先生と立ち話で聞くという程度。
しかも日本人の先生はすべての範囲でイタリアを
知り尽くしているわけではないし、イタリア人の先生だと
こちらの語学力が伴わない。
しかもしかも、私が不思議に思っていることが
イタリア人にとっては当たり前のことで
どこがどう違うかというのは案外ちゃんと
考えたことがなかったりすることがあったりして
質問の内容も仕方もタイミングとやり方を
選ばなければならなかったりする。

例えば・・・
イタリアのパンはちょっと固い
こんなの買い置きしておいたら歯が折れるような
パンになってしまうじゃないか、とつねづね思っていた。
しかしこの本の中に、パンは毎日買いに行く、
だから固くならない、その日のうちに食べるから、
と書いてあり、なるほどと思った。
確かにイタリアのパンやさんはおしゃれな雰囲気は
全くなく、日本でいうそれこそお米屋さんのような
素朴さだった。

また、友達別れるとき、「気をつけてね」とか
「風邪引かないようにね」とか日本ではいう。
あなたを気遣っていますよというあいさつだけれど
イタリアではそういうことをいうと呪いを
かけているように思うらしい。
確かにBuon viaggioとか、Buon nataleとか、
「よい〜を!」みたいな言い方が多い。
そう思うとイタリア人ってとっても前向きよねえ。

んまあこういう感じで
いろいろな謎が私の中で解明されたイタリア指南書だった。
もう一冊(これより前に出た本)があるみたいだから
そちらも読んでみたいなあ

|2010.03.06 Saturday|読むcomments(0)|-|by ciao
 
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